流体 UH3D (UnderHood in 3-D)

UH3D は、車のフロントエンド冷却評価のために設計された特殊なアプリケーションです。この分野は、CFD 解析の中でも、従来から複雑で手間の掛かる分野として知られています。UH3D は、複雑な形状解析、並列処理のサポート、および結果の可視化によって、従来型のアプローチによる制約を克服しています。

UH3D は、元々はフォード自動車が開発した内製ソフトウェアでした。現在は、ESI のCFD サービス部門が(独占的に)開発および販売をサポートしており、フォードをはじめとする自動車メーカーで使用されています。

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UH3D 解析の主な分野

1. フロントエンド冷却

2. AIS (Air Inlet System) の温度上昇

3. 熱設計/対策 (トレーラーのけん引)

主な利点

1. 短時間での習得 & 容易なモデルセットアップ

アンダーフードの CFD 解析は、複雑な形状を扱うため、多大な時間を要します。UH3D は、三角形サーフェスメッシュデータを形状情報とし、構造格子をもちいることで、この問題を克服します。UH3D は、表面形状と交差する構造格子において有効な流体領域を認識します。

2. 高い精度と結果検証

車のフロントエンド全体にわたる速度、圧力、および温度の分布を計算結果として出力します(3-D)。熱交換機部分の空気温度や速度分布を、計算結果から容易に得ることができます。ラジエーター冷却液の吸気温度だけでなく、熱交換機ごとに圧力低下や温度上昇の算出も可能です。計算結果は高精度で信頼できるものです。

3. 並列処理による短いターンアラウンド

並列処理効率の高いソルバーにより、設計の反復作業も効率よく実行できます。市販の汎用プログラムに比べて、シミュレーション業務時間が大幅に短縮できます。

適用分野 アンダーフード、エンジンルーム、熱設計
対応OS Linux